<輪読会>オブジェクト指向でなぜつくるのか -第2章 オブジェクト指向と現実世界は似て非となるもの-
輪読会メンバー
- Izumi Haruya
- Sekine Yutaro
- Abe Kaisei
第2章 オブジェクト指向と現実世界は似て非となるもの
オブジェクト指向を現実世界に対比して説明する
クラスは種類、インスタンスは具体的なモノ
クラス
- 同種のものの集まり
-
- 具体的なモノ、実例
メッセージパッシングとは、メソッドを呼び出すこと
ポリモーフィズムはメッセージの送り方を共通にする
継承は共通点と相違点を体系的に分類して整理する
- 継承の仕組み
- モノの種類の共通点と相違点を体系的に整理する仕組み
比喩を強調した説明は混乱を招きやすい
オブジェクト指向と現実世界は似て非なるもの
現実世界の違い
- 先に具体的なモノ(インスタンス)があり、それを見る側の立場や興味の違いによって、色々な基準で分類(クラス)する
プログラミングのための仕組みと割り切って理解する
- 三大要素を保守性や再利用性を上げる為の仕組みとして割り切る
- クラス
- 変数とサブルーチンをひとまとめにして独立性の高い部品を作る為の仕組み
サブルーチン(英: subroutine)は、コンピュータプログラミングにおいて、プログラム中で意味や内容がまとまっている作業をひとつの手続きとしたものである。 繰り返し利用されるルーチン作業をモジュールとしてまとめたもので、呼び出す側の「主」となるもの(メインルーチン)と対比して「サブルーチン」と呼ばれる。
- ポリモーフィズムと継承
- コードを重複を排除して汎用性の高い部品を作る為の仕組み
- クラス
そもそもソフトウェアは現実世界をそのまま表現しない
- システム化範囲の議論
- (一般論)ソフトウェアが人間の仕事をまるごと置き換えてしまう
- (本書の結論)ソフトウェアがカバーするのは人間の仕事の一部でしかない
上記の続きは第9章で詳しく議論予定(後ほど引用作成します)
現実世界と似ていることが可能性を広げた
- オブジェクト指向と現実世界は似て非なるものがもたらした可能性
- 上流工程
- 下流工程
これらが渾然一体となって「オブジェクト指向」というコンセプトの魅力を高め、IT業界のバズワードとしても使われるようになりました。
引用:オブジェクト指向でなぜつくるのか P49
参考書籍
オブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版 知っておきたいOOP、設計、アジャイル開発の基礎知識 | 平澤 章 |本 | 通販 - Amazon.co.jp